マナー>初めての結婚式！暴露話はホドホドに、披露宴のスピーチマナーのポイント

仕事柄、今まで色々な地域で生活しています。言葉・習慣・掟？など、
それぞれの地域によって、色々と違いがあり、驚きや疑問を毎回抱きます。
実は、時間に対しても、「ご当地ルール」なるものが存在してることもありました。
集合時間の３０分あとが正式な集合時間だったり・・。
でも、オフィシャルな場で、しかもせっかくのお祝いの場に、
「マイルール」や「ご当地ルール」はもちろんＮＧですよね。
下見をせずとも、最近の便利ツールを使えば、
おおよその所要時間は把握できるので、余裕をもってけいかくを。
15分前くらいまでには、受付に並べるようにしておきましょう。
もしあらかじめわかっている遅れは、
出来るだけ早く新郎または新婦に知らせましょう。
当日、不可抗力により急に遅れる場合は、
会場に連絡をし、両家のどちらかの知り合いにも伝えてもらいましょう。
遅れたときの会場への入り方・タイミングは、
係りの人に指示をもらうようにして下さい。

スピーチをする機会をいただけたとき、
「いえいえ、自分は・・」などと辞退する方もいらっしゃいますが、
本当に自信がなく、それによって、披露宴に行くことまで、
マイナスイメージになってしまうのでしたら、
辞退しても良いとは思います。
でも、頼まれるということは、
それだけ、信頼され、大切に思われているということですし、
自分を磨く良いチャンスでもあります、と考えてみては。
内容としては、まずお祝いの言葉と自己紹介、
そして、新郎新婦と自分のエピソードや二人への励まし、
そのあともう一度お祝いの言葉で結び、3分くらいにまとめます。
原稿を見ながらでも、問題ありません。

但し、「忌み言葉」には注意します。
あまり神経質になることもどうかと思いますが、
離別や不幸を連想させるような言葉や、重ね言葉は避けましょう。
「切る、終わる、悲しい別れる、壊れる、飽きる」や
「重ね重ね、返す返す、たびたび」などが該当します。
又、よく笑いを取ろうとして、新郎新婦の学生時代などの暴露話や、
いわゆるぶっちゃけトークをする人もいますが、
ごく親しい仲間内での式や二次会ならともかく、
両家のご両親や親族も聞いているのだあれば、
あまりすすめられたものではありません。
聞いて下さる方が、和やかになったり、喜んだりすることを話すのがマナーです。
あと、「早くお子さんを〜」という内容も避けたほうが良いです。
よく、長ーいスピーチをすることが好きな方もいらっしゃいますが、
印象に残るスピーチは、短く・簡潔なものです。このことを、いつも最初に話す
叔父さんがいて、そのあとは幾分スピーディに進むので、
自分も叔父さんくらいの立場になれたら実践したいなと、
密かに考えています。